北高賛歌

 

 

作詞/吉島栄蔵 作曲/長谷川芳美

 

春麗朗(れいろう)の空の下

奥南(おくなん)の地のかなめなる

ここ八戸の白銀の

丘に礎(いしずえ)築きたる

白亜の殿堂仰ぎ見よ

あゝ わが母校北高校

 

夏紺碧の海の色

波濤を翔る海猫の

姿に似たる若人が

大志に燃えて撓みなく

鋼鉄(はがね)の体鍛(きと)うなり

あゝ わが母校北高校

 

秋凜烈(りんれつ)の霜白く

臥牛の山の北斗星

輝くほとり若者の

叡知の光いや深く

伝統ここに実るかな

あゝ わが母校北高校

 

吹雪く甲田の峰遠く

千古の藍の十和田湖や

花散り星霜(せいそう)移るとも

ここに学べる友垣(ともがき)の

久遠の命讃(たと)うかな

久遠の命讃(たと)うかな